社員を「大切にする」から黒字になる。「甘い」から赤字になる

作家名: 近藤宣之
出版社: あさ出版
1500ポイント
社員を「大切にする」から黒字になる。「甘い」から赤字になる
関連タグ

あらすじ/作品情報

2018年2月まで24年間、社長を務めていました近藤宣之です。日本レーザーは社員約60名、年商40億前後。日本で最も古い、レーザー機器を専門に輸入する商社で、創業50年を超える会社です。輸入専門商社ですから為替や景気の波に思い切りふり回される脆弱な中小企業といっていいでしょう。そんな小さな会社が「日本でいちばん大切にしたい会社」中小企業庁長官賞をはじめ、「勇気ある経営大賞」(東京商工会議所)、「キャリア支援企業」厚生労働大臣賞、「ホワイト企業大賞」など、数々の賞をいただいているのです。なぜこんな小さな会社が? と不思議に思われる方もいるでしょう。当社が注目を集めているのは、ありえないくらい社員を大切にしている会社だからです。そして社員を徹底的に大切にしていたら、25年間連続して黒字を維持することができたからです。ありえない! ということで、たくさんの賞をいただいたのですが、人を徹底的に大切にしたら、本当に利益が出る会社になるのでしょうか。そして日本レーザーのようなやり方をすれば、本当に人を大切にして、利益がでる会社になれるのでしょうか。これがこの本のテーマになります。この本では今まで私が講演会やセミナーで語りきれなかったこと、とくに「では、実際にどうすればいいのか」という実践的なノウハウを紹介しています。いわば経営の教科書として、今すぐ、今日から使っていただけるよう、すべてのノウハウを公開したつもりです。この本が中小企業に勤める方とその経営者、さらには大企業に勤める方の未来の姿として、多くのみなさんに読んでいただけたら幸いです。■目次プロローグ リスクを正しく見極めチャンスにする第1章「人を大切にして利益を出す」ために必要なこと第2章 伸びる社員を見つけ、育てる「具体的なしくみ」1 採用制度 応募者の価値観を見極め多様な人材を受け入れる2 教育制度社員全員に当事意識と危機意識をもたせる第3章 社員を甘やかさずに黒字にする「具体的なしくみ」3 人事制度「透明性」があるしくみを「納得性」をもって運用する4 賃金制度実力主義にもとづき社員の人間的成長を促す第4章 社員の努力がもれなく「見える化」できる「具体的なしくみ」5 総合評価制度不足しているところを本人に気づかせる第5章 「自分が大切にされている」実感を社員が得ているかエピローグ 運命は自らが招く■著者 近藤宣之

ページTOPへ戻る