経営計画は利益を最初に決めなさい!―――社長しかできない、2つの落とし込み
あらすじ/作品情報
「使命」と「経営理念」を達成するのが経営計画書古田土会計の使命は「日本中の中小企業を元気にすること」です。経営理念は、「社員の幸せを追求し、人間性を高めること」です。会社は何のために存在するのかと考えると使命感を実現し、社員を幸せにすることだと思っています。この2つの目的を実現するための道具として経営計画書は絶対になくてはならないものです。古田土会計は日本中の中小企業を元気にし、そこで働く社員と家族に幸せになってもらうために古田土式経営計画書を日本中に広めたいと思っています。古田土式と書きましたが、その基本となっているのは、故 一倉 定先生の考え方です。経営計画書といっても様々なものがあります。税理士さんの指導で作ったものは数字のみで方針書がありません。何のために経営計画書を作るかという方針が示されていないため、利益計画中心の計画書になり、社員の協力は得られていません。ほとんど経営の役に立っていないのが現実です。――はじめに■目次【理念編】社長の想いを経営計画書に込める第1章 経営計画書の基本を押さえる■まず社長が経営計画書とは何かを知る■ビジョンと数字をリンクさせる■「誰が」「何を」作成するかを明確にする第2章 社長しかできない仕事を社長がする■高収益構造を実現している理由■業績のよい会社がやっていること■もっとも大事な社長の3つの仕事他【実践編】ビジョンを利益計画に落とし込む第1章 経営計画をつくる目的を理解する■事業をすべて数字で考える習慣を身につける■自社の3つの数字を把握する■利益を上げるための方法は4つしかない■利益計画とは「目標」損益計算書と認識する第2章 利益計画・販売計画を作成する■利益計画(目標損益計算書)作成のための7つのステップ■利益計画検討表で状況変化を予測する■月別利益計画をつくる■社長自ら作成して初めてわかること■(営業所・支店・部門別)利益計画をつくる第3章 商品別販売計画を立てる■販売計画を作成する■「見込事業」の戦略・計画を立てる■儲かる事業構造にする■ABC分析で自社商品・お客様を分析する■「商品別販売計画」を立てる他第4章 社員とともに販売計画を立てる■「お客様別販売計画」の作成方法をマスターする■売上高の不足をお客様別に補う■「お客様別販売戦略」を考える■高収益型事業構造をつくる■著者 古田土満