トヨタの研修を20年続けたプロが直言する 現場をなめるな! ~自ら考え自ら動くリーダーの育て方~
あらすじ/作品情報
トヨタ副社長 河合満氏 推薦「モノづくりも人づくりも基本と原理原則が大事――。本書から、次世代リーダーの育成に欠かせない思想と方法論を読み取ってほしい。」トヨタができて中小企業にできないはずはない!■20年にわたってトヨタの研修に参画する私は本書を通じて、4つの大事なことをお伝えしようと考えています。・第一 「強い企業」には、優れた理念(経営者の思想・哲学)があり、 それを体現している肚(はら)のすわった、信念のあるリーダーがいる。・第二 こうしたリーダーのもとで強い現場力が生まれ、 また、その現場力を生み出すための仕組みがある。・第三 「優れたリーダー」は、人間力が磨かれ、 メンバーを惹きつける魅力にあふれている。・第四 「人間力」を鍛えるには“場所”と“時間”を設け、 手間(トップリーダーや上司・先輩のめんどう見)を必要とする。トップリーダーからは、「指示待ちの社員が増えた」「中堅社員もチャレンジ精神に欠ける」といった嘆きが聞こえてきます。私の研修でも、経営者や教育担当者から「自主的に考えて、動く社員に育ててほしい」と、はっきり口に出して要望されるケースが増えています。人材育成の基本をOJTに置きながら、集合研修やQCサークル、さらにはクラブ活動など、さまざまな“仕掛け”を張りめぐらしているのです。私の研修も、その一端を担っているわけです。■目次はじめに トヨタができて中小企業にできないはずはない!第1章 トヨタに学ぶ「人づくり」の思想人材育成の“原点”はトヨタも私も同じ第2章 この研修でなぜ、「強い現場」ができるのか?社員がメキメキ育つ「土壌」をつくる第3章 私がトヨタで実践してきたDMP研修の中身リーダー人材の「ココロ」と「アタマ」を鍛える第4章 本当の教育は研修が終わってから集合研修を実り多いものにするために第5章 【研修企業からのメッセージ】私の会社はこう変わった!■著者 早矢仕正克株式会社DMP 早矢仕事務所 代表取締役大手企業をはじめ、幾多の中小企業の社員研修・人材育成、企業風土づくりを主な分野として活動。とくにトヨタ自動車では、現場第一線のリーダー育成で20年余の実績をもつ。2017 年独立、現在に至る。座右の銘「一日一生」「情熱と誠意」