ネイティブ表現が身につく!クイズで学ぶ韓国語
あらすじ/作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。Twitter(@mirinaejp)で話題の「クイズで学ぶ韓国語」が待望の書籍化!日本語ネイティブが間違いやすい韓国語の表現を、クイズ形式で楽しみながら学ぶことができます!クイズは100問掲載! あなたは何問正解できる?「さっき使った表現、合っていたかな?」外国語を学ぶとき、多くの人が正確に表現したいと思うことでしょう。しかし、日本語ネイティブが韓国語を学んである程度の文法や語彙を身につけた時点で、はまりやすい落とし穴があります。それは、韓国語と日本語の語順がほぼ同じなので、日本語で自然な表現なら韓国語でも自然な表現だろうと思ってしまうことです。私は、2010年に東京で韓国語教室を開き、10年以上韓国語を教えてきました。日本で長く韓国語を教えてみると、年齢や経験とは関係なく、みなさん同じところでつまずくことがわかりました。それこそが、日本語ネイティブだから生じるミスでした。学ぶ過程で間違えるのは自然なことですが、それをきちんと認識して直さなければ、同じことを繰り返してしまいます。その間違いが定着してしまうと、あとから直すのはかなり難しいでしょう。そこで私は、授業で多くの人が繰り返し間違える部分だけを集め、Twitter(@mirinaejp)で4択のクイズをつぶやくようにしました。Twitterのアンケート機能を使うことで、何パーセントの人が正解したのか、一番間違いやすいところがどこなのかがはっきりわかり、授業をより効果的に進めることができるようになりました。それを1冊にまとめたのがこの本です。本書では、多くの人が間違える(日本語ネイティブが特に間違いやすい)表現を知ることができます。これだけでも、韓国語能力はぐんと上がるでしょう。また、Twitterでは書くことができなかった会話文も追加し、ネイティブの自然な表現をたくさん盛り込み、詳しい解説も加筆しました。さらに、「プラスワン! 学習」では一緒に覚えるとよい単語と表現をまとめ、理解しておきたい文法やちょっとした韓国にまつわる話をコラムにしました。本書は、初級者が間違いやすい文法から、上級者でなければ触れることのない慣用表現まで幅広く扱っています。最初から読むもよし、気になる部分から読むもよしです。机のそばに置いて、勉強の気分転換に1つ選んで解いてみてもよいでしょう。試験に受かるための対策本でもないので、勉強中、少し休憩したいときに開くなどして韓国語を学ぶ楽しさを感じていただければ幸いです。言語を学ぶのに正しい道はありません。自信を持てるようになるまで努力し続けるのみです。本書が皆さんの韓国語学習の同伴者になることができれば望外の喜びです。(はじめにより)■著者 金玄謹(キム・ヒョングン)ミリネ韓国語教室代表。1974年韓国生まれ。大学でコンピューターを学ぶ学科を専攻し、卒業後プログラマーとして働く。2000年に来日し、日本で働きながら韓国の代表的なサイトDAUMでブロガーとして活躍、日本語学習コミュニティサイトも運営する。その後、日本専門インターネットニュースサイト(http://jpnews.kr)で編集部チーム長兼記者を経て、2010年に株式会社カオンヌリを設立し、ミリネ韓国語教室を開く。著書に『韓国語リーディング タングニの日本生活記』『韓国語リーディング タングニの韓国人生劇場』(ともに白水社)、ミリネ韓国語教室著として『hanaの韓国語単語〈入門・初級編〉』『hanaの韓国語単語〈初中級編〉』『hanaの韓国語単語〈中級編〉』(ともにHANA)。韓国での著書多数。