敏感な男の子の伸ばし方――12歳までに身につけさせたい「敏感さ」を才能に変える遊びと勉強のコツ
あらすじ/作品情報
この本で紹介するのは男の子を“男の子らしく”育てるノウハウではありません。・男の子なのに、おとなしくて心配・学校でいじめられないだろうか・好き嫌いが激しくてたいへん・・・と悩んでいませんか?「男の子」のイメージを捨てましょう。あなたがきになるところに、その子の才能を見つけるヒントがあります!男の子として生まれ、感覚が鋭く、感受性が豊かな“敏感な”子どもが性別にしばられずに、社会で生き抜く強さを身につけ、個性を発揮してのびのび生きる。それを実現する方法をご紹介する本です。敏感な特性をもつ男の子たちは、親や教師、あるいは友だちにまでもその特性を「ダメなもの」として刷り込まれがちです。しかし、敏感な男の子たちが持つ独特の感覚や感受性は、これからの時代の強い武器になります。この本は、自ら発達障害傾向があり敏感だった著者が、半世紀近く家庭教師として不器用な子どもたちを指導した経験から、敏感な男の子の接し方、12歳までに身につけたい感受性を育てる方法と才能を伸ばす勉強法をわかりやすく解説。教育アドバイザーが教える敏感な男の子の才能を伸ばす「遊び」と「勉強」のコツ・すべての基礎となる「日本語能力」を高めよう・要点をとらえる「抽象化能力」を鍛えよう・敏感くんの進路選びで大切なこと「子どもの敏感さを障がいではなく個性と思って育てたい」という人は必読の書です。■目次●第1章 敏感くんの才能を育む「子育ての基本」●第2章 敏感くんの親が大切にしたい5つのこと●第3章 敏感くんの感受性を高める方法●第4章 敏感くんの才能がみるみる伸びる勉強法●第5章 敏感くんの思春期はこうして乗り越える■著者 松永暢史(まつなが・のぶふみ) 教育環境設定コンサルタント。教育アドバイザー。1957年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。「受験プロ」として音読法、作文法、サイコロ学習法、短期英語学習法など、さまざまなメソッドを開発。個人指導歴45年。専門は入試国語、古典。教育や学習の悩みに答える教育相談事務所V‐netを主宰。著書は『男の子を伸ばす母親は、ここが違う! 』(扶桑社)、『落ち着かない・話を聞けない・マイペースな 小学生男子の育て方』『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! 』(以上、すばる舎)、『「ズバ抜けた問題児」の伸ばし方』(主婦の友社)など多数。韓国語、中国語、ベトナム語などにも翻訳されている。