超・東大脳のつくりかた――東大首席が異才たちを解き明かす
あらすじ/作品情報
幼少期、決して特別ではなかった彼らを『超・東大脳』へと育てたものは何か?五十嵐さん自身もさまざまな人と巡り合う中で磨かれ成長していっていることを感じました。さまざまな人のみずみずしい文脈に触れることができる一冊です。■落合陽一氏、賛同!東大首席卒業の編著者が推す「東大を足場に大躍進した」人々のヒストリーと、これから目指すものとは?落合陽一氏をはじめ、レアアース国際裁判を勝訴に導いた弁護士、グノシー創業者など各界の第一線で活躍する異才7人の幼少期からの成長物語を紹介します。彼らが、いかにして類い稀なる成果を出すに至ったのか。本人さえ気づいていなかったような、人生での意思決定をあぶり出し、お伝えします。「異才たちがどういう基準でキャリア選択をしてきたか」を知ることで、自分の人生設計や子育てへのヒントを得られる一冊です。産まれたときを見れば、彼らもまた私たちと同じように、何もできなかった赤子に過ぎません。何が彼らを「超・東大脳」たらしめたのかを知るためには、関係がありそうな要因を全て聞き出すしかありませんが、家庭環境、幼少期から現在に至るまでは具に記録した書籍は他になく、そこが本書のオリジナリティであると思われます。輝かしい経歴だけを見ると・自分とは違う・うちの子供とは違うという感情に苛まれることになりますが、幼少期からの流れを追うことで、彼らが決して特別ではなかった頃からの成長物語が分かるようになっています。また、彼らの人生でどこが転機になったのか、どういう基準でキャリア選択をしているのかという視点は、自分の人生設計や子育てにも有益な知見が含まれると思われます。本書では、普通の取材では掘り下げられないような人生における失敗などについても語っていただいておりますので、親しみを感じていただけるのではないかと思います。――はじめにから■目次●1 人間性を捧げる情報学者、メディアアーティスト 落合陽一●2 フィールドスタディ経営で家業を指揮するライフガードで馴染みのチェリオ3代目社長 菅大介●3 IoTの民主化で、イノベーターたちに翼を与える 玉川憲●4 The Asia Legal Awards受賞、国際的な評価を受けるビジネスロイヤー 水島淳●5 世界に誇れる研究分野、計算折り紙の第一人者(東京大学大学院総合文化研究科教授) 舘知宏●6 誰もが使う天然資源のために国際法裁判で闘った弁護士 藤井康次郎●7 上場しても続ける挑戦、連続起業家LayerXのCEO(グノシー創業者) 福島良典■著者 五十嵐才晴東京大学大学院 新領域創成科学研究科博士課程在学中。専門はUXデザイン(ユーザーエクスペリエンスデザイン)、HRI(ヒューマンロボットインタラクション)。大学医学部付属病院や福祉施設での開発したデバイスの実証実験を行う。デジタルハリウッド大学非常勤講師。オーグメンテッドコミュニケーションズ株式会社代表取締役。一般財団法人ケアロボットコンソーシアム代表理事。