掟―くノ一淫法帖 第一回

作家名: 睦月影郎
出版社: 株式会社大航海
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掟―くノ一淫法帖 第一回
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あらすじ/作品情報

素破──関ケ原から二十五年、世は泰平となりつつあったが、それでも戦を想定して、日々隠れ里で鍛錬を怠らない衆がいた。十郎は箱根と足柄の中間、小田浜藩の所領で、姥山の衆の頭目の一人息子として生まれ、叔母のアザミに小さなころから、ひたすら過酷な毎日を黙して強いられてきた。そして、十七歳のいま、江戸へ出立の準備を整えた。世の仕組みを直に感じるだけではなく、仇敵、卍谷の衆の生き残りの女を亡き者にするために…。剣のみにあらず、淫術、淫法が繰り広げられる戦いが始まりを告げる。やがて仇敵の柔肌を朱に染める情愛が──官能文芸誌「悦」掲載の、歴史時代官能長編連載第一回!【著者略歴】睦月影郎(むつきかげろう) ─ 飲食店勤務等を経て二十三歳で官能作家デビュー。匂いのあるフェチックな作風で読者の支持を得る。2016年、著作は500冊を超える。本名の奈良谷隆では戦記やアクション小説、ならやたかし名義ではマンガやイラストも描く。居合道にも精通。

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