【改訂2版】ゼロからはじめる相続 必ず知っておきたいこと100―――約6万件の相談事例から「遺言書作成」から「生前贈与」「税務調査」まで

作家名: 深代勝美
出版社: あさ出版
1600ポイント
【改訂2版】ゼロからはじめる相続 必ず知っておきたいこと100―――約6万件の相談事例から「遺言書作成」から「生前贈与」「税務調査」まで
関連タグ

あらすじ/作品情報

私たちの会計事務所には、毎日10件以上、資産税や遺言、相続に関するご相談が寄せられます。少なくとも、これまで60,000件近くのご相談を受けてきました。本書は、長年、資産税・相続税に強い会計事務所として仕事をさせていただいてきたなかで、読者のみなさまが、相続に関して困られたり、疑問に思われたりする点について、本当に必要なポイントだけを、コンパクトに、できるだけわかりやすく解説したものです。令和2年(2020年)7月10日に自筆証書遺言の保管制度がスタートしましたが、2018年の民法(相続法)の他の改正(自筆証書遺言方式の緩和、銀行口座停止時の仮払制度、配偶者居住権の創設等)と税務の改正を踏まえた最新の内容となります。私たちは、お客様がいざという時に困らないよう、事前にやっておくべき有効な相続対策について、弁護士などの専門家と、それぞれの専門分野について取り組んできました。本書に掲載されているのは、そのような実体験に基づく内容とアドバイスばかりです。相続税対策や遺言書作成などの相続対策は、現状を知ることから、すなわち、いま手元にある資産を把握することが出発点です。事前にさまざまな準備をしておくことで、より多くの財産を家族で分け合えることになり、遺産分割も納税もスムーズに進められます。最近は遺産分割での争いが増加していますのでなによりも、事前の準備で大事なことは、相続をめぐって家族間の争いごとが起きないように遺言書を作成することが重要です。お金よりも大切な、家族の絆が切れてしまったら取り返しがつきません。一方で、計画的な節税も大切です。節税には賃貸マンションの建築・購入が効果的だといわれています。それ以外にも、適切な対策を計画することで節税は可能です。相続税対策はたいして節税にならないと考える人もいるようですが、実際には、やればやっただけ、税金を納めなくて済むのです。「相続した土地・建物などは、どのようにして評価されるか」「相続税の申告・納税の手順」「税務調査を受けない対応」本書では、そういった点についても解説していますので、みなさまの悩みや疑問が解決する道筋が、きっと見えてくると思います。■目次●第1章 争いを未然に防ぐ「遺言編」●第2章 いちばん知りたい「節税編」●第3章 節税対策の基本「生前贈与編」●第4章 指摘を受けない「税務調査編」●第5章 税額が大きく変わる「財産評価編」●第6章 利用しやすい「小規模宅地の特例編」●第7章 資金難でも大丈夫「延納・物納編」●第8章 家族で取り組む「管理会社設立編」●第9章 収益を上げるための「不動産投資編」●第10章 手続きがわかる「確定申告編」■著者 深代勝美(ふかしろ・かつみ)公認会計士、税理士、行政書士税理士法人深代会計事務所 理事長、(株)アンテックス代表取締役社長、経営コンサルタント。

ページTOPへ戻る